サマーウォーズ

実際見たのは結構前

見たの自体は結構前なのですが、面白かったので今さらレビュー

アニメ映画は普段なかなか見ないんだけど。

あ、ちなみにネタバレ注意

リア充

こんな見出しで書くのもアレなんですが、物理部の健二は可愛い可愛い夏希先輩のフィアンセとして陣内家に紹介されます

おいおいおいおいおい。

私も電気部なのですがね、こんなイベントは全く起きません。なんででしょうね?
※男子校だからです

そろそろ可愛い先輩が部室に来るはずなんですが、来ないんです。なんででしょうね?
※男子校だからです

仮想空間OZ

作中では現実世界と並行した仮想空間である「OZ」という巨大なシステムが描かれています

各種手続きや仕事、ショッピングまでをOZ内で完結させることができる

セキュリティは世界一強固で安心して使えるらしい

こんなシステムがいつかできるのだろうか

いや、一つのシステムに頼りすぎるのが危ないという認識があるから有り得ないかな?

でも国とかが絡むと分からないなー

有り得るんですかね?どうなんでしょう、そこのところ。

んで、物語はそのOZのセキュリティが崩されるところから大きく展開します

デジタル?アナログ?

この作品を見てて面白いなーと思ったポイントの一つが「デジタルとアナログの調和」

仮想空間「OZ」でトラブルが起きた際、健二は暗号の解読をします。基本的に健二は暗号を解く際に「紙」と「ペン」を使って解読します

プログラムを組んで解いてもいいと思うのですがアナログな手法で解きます

有名なアバターである「キングカズマ」を操る佳主馬はOZ上でバトルをする、というデジタルな方法で敵を食い止めます

また、陣内家当主である栄は、黒電話を使って仕事をしている知り合いに片っ端から電話をかけるというアナログな方法で貢献します。

そして最後。決着をつけるのは夏希による仮想空間「OZ」上での花札対戦。

デジタルかアナログか

もしかしたらここに製作者が伝えたい何か、があるのかもしれません。

サマーウォーズ

全体として、素晴らしい映画だったと思います

こんなにアニメ映画で楽しめたのはミュウツーの逆襲以来だったのでは(ぉ

最近はめっきり映画を見ないのでなんとも言えませんが、反響をみる限り、相当良い仕上がりだったのでは?

あ、そーいえば。

映画を見ているとき、すごく自分に嫌気がさしました。

別に自分が健二みたいに青春を送れてないから、とかが原因な訳ではないんですよ。

この映画を見ながら、私、ふと思っちゃったんです

「こんなの有り得ねぇ」

って。

アニメ映画見てるのに「有り得ねぇ」って思っちゃったんですよ

なんか自分の心が嫌になりましたね。なんとなくですが。

SF小説とか読んでる時は、全くそんなの感じないんですがね・・・

以上


サマーウォーズ、オススメです